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うさ部屋暮らしの終わり・・・ [闘病記録]

今日は、なるべく長く持つお花で小さく可愛く作ってくれとお花屋さんのおじさんに注文をつけつつ、早くもクロベエが帰って来たら飾ろうと、お花を作ってもらいに行って来た(何かしてないと落ち着かないから)。それと、今日久しぶりにあのクロベエのお鼻ブッが聞こえたような気がした。以前、静脈点滴に半日入院で通ってた頃や、全身麻酔で歯を削ってた頃、いつもあのクロベエのお鼻の音が聞こえるような感覚があったけど、本当に居なくなった後は、お家の中でクロベエの音は特に聞こえず、今日は久しぶりに聞けたのかな・・・。

あれから、クロベエがいなくなって・・・。ティッシュが減らなくなった・・・。クロベエ(だけ)が使っていたペットシーツ。汚れたりしたらすぐ取り替えたり、最後のほうはシリンジでゴハンを食べる時に涎掛け代わりにも使ってたので、いつもうさ部屋のゴミ箱はすぐにいっぱいになったけど、それももうなくなった・・・。そして、私の居場所もなくなったので、2月からずっとクロベエの側で寝ていたうさ部屋暮らしも終わりを告げた・・・(本当はもっとずっと続いて欲しかった)。

その涎掛け風にしてる生前(亡くなる少し前)のクロベエの写真も、今日は載せられるかなと開いて見たけどやっぱりまだ無理だった。クロベエの事を思うと、あれほどまでにいつも私の事を見て、求めていたのに、どうしてもっともっと側にいてあげなかったのかが悔やまれてしょうがなくて(自分を許せないほど)、どうしてもっとクロベエの辛さを分かってあげられなかったのか、私はどこかで選択を間違えてはいなかっただろうか(絶対に間違えてるはず)・・・。など、日々色々な事を思いながらも、まだ悲しみと共に過ぎて行き、毎日ここには載せてない取り留めのない事を書いては消してたけど、今日は思い切って?書こうかな・・・。でも、やはりまだ前には進めないので、思い出すのはクロベエの姿、匂い、優しさ・・・クロベエと暮らした日々。先代ニャンが亡くなる時、生前の父から動物を人間と同じ様に見てはいけない(どんなに願っても、先に逝ってしまうから)って言われたけど、やっぱり先代ニャン亡き後、クロベエは私の全てだったかな。でも、クロベエと過ごしたこの数ヶ月は本当に大変だったのか(もちろん、クロベエは大変で辛かったけど)、どうだったか思い出そうとすると、まるで早くも自分の心(記憶)に蓋をしてしまったかのような感覚で、先代ニャンが逝ってしまった後の、言葉では言い表せないようなの喪失感とはまた違う、何か大切なものを忘れてるような、胸がしめつけられるような思いがする・・・。そして、ふと何も考えずにいつものようにクロベエの様子を見に行こうとしてる・・・。先代ニャンが亡くなった時もそうだったように、私の中の何かもまたクロベエと一緒に逝ってしまうんだろうな。

先代ニャンが亡くなって、クロベエに出会うまでの5ヶ月間、毎日にっちゃんが居ない部屋(家)に帰り、何を思い、どうやって過ごしたのか、その間は今思い出しても漠然とした記憶しか無く、その時は猫ではなくうさぎのクロベエに救ってもらったけど、クロベエが居なくなった隙間は誰が埋めてくれるだろう・・・。でも、先日も書いたが20歳の時に亡くなった母、そして父、父や母の想い出と共にあった子達(動物達)ももう全て逝ってしまったので(残るは私だけ)、nimama家の家族としては深い想い出と共に私が見送るものはもういなくなった。いつもいつも残る後悔と、置いていかれるのは辛いもの・・・。


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