「追っかけクロベエ 黒うさぎ」 [クロベエの詩]
「追っかけクロベエ 黒うさぎ」
小さなショップの片隅に
黒くて小さなミニウサギ
なぜか互いに目があって
家族の一人になりました
名前はクロベエ 男の子
大きな声で呼ばれたら
なぜか主人は赤い顔
素敵な名前のはずなのに
それでも最初は遠慮して
静かに座って居たけれど
やがて本性あらわして
いたずらうさぎになりました
自分が進む通り道
何か邪魔物あったなら
自慢の出っ歯で投げ飛ばし
ぶん投げうさぎになりました
私が止まれば駆け寄って
もっと走れと引っ掻いて
昨日も今日も風をきり
追っかけうさぎになりました